撮影メモ

FIJIFILM X100F レビュー

購入からの期間も短く、十分に使いこなしている訳ではありませんが、
レビューしてみたいと思います。

これまで、サブ&記録用のカメラとして「FUJIFILM X70」を使って来ました。
風景がメインの私にとって、朝から三脚をセットして夜明けを待つパターンが非常に多いです。
待っている間だったり、状況記録だったり、身の回りの小景を撮ったりと使って来ました。
時として、「X-T1」や「X-T2」と同等の能力により、作品づくりにも使えました。
ただ、F2.8でボケがもう少し欲しかったのと、やはりファインダー見て撮りたいのもあり、
今回、「X100F」の購入となりました。

<画質>
「X-Pro2」、「X-T2」と同様に有効2,430万画素となっています。
正直 、FUJIのカメラはもともとの解像度が高かったので、「X-T2」購入の時も同様でしたが、
有効画素数が増えたことによる解像度の違いが目に見えて分かる訳ではありません。
f0302208_22011451.jpg
絞ると、FUJIFILMの解像度の高い絵が出てきます。
空気感の伝わる描写に感じます。
f0302208_22011716.jpg
F2.0で、ボケははっきりとわかります。
やわらかいボケで、もとても良いと感じます。
f0302208_22011350.jpg
マクロモードで、最短距離10センチまで撮影できるとのこと。
ただし、開放値2.0でマクロ撮影すると、被写体が柔らかく写る感じがします。
f0302208_22011644.jpg
料理なども焦点距離をあまり気にせず撮れるのでイイです。

高感度については、APS-CサイズのセンサーでありISO6400でもまったく問題なく感じます。
明るいレンズと合わせて、撮影範囲は広がると思います。
f0302208_22011156.jpg

<AF>
新エンジン「X-Processor Pro」
位相差画素の範囲を拡大することで、これまで以上の高速で高精度な位相差AFを実現したとのこと。
迷いやエラーが出ないわけではないですが、
全く問題ないスピードだと思います。

動く被写体を撮る機会があまりないので、連写におけるスピードは試せていません。

像面位相差エリアの面積は、従来モデルに対して約230%に拡大されています。
従来49点だった測距点は91点(最大325点)となり、高速・高精度なフォーカスを行います。
この部分は、「X-T2」と同様になり、撮りやすくなっています。

<操作性>
これまでも「FUJIFILM X-T1」、「X-T2」、そして「X70」と使ってきているので、
操作については、まったく問題なしです。
f0302208_22022400.jpg
直感的なアナログ操作が便利です。
「X-T2」などとの違いは、Built-In ISOダイヤルです。
シャッタースピードダイヤル内部にISOダイヤルを内蔵した形になっています。
ただし、私の場合、ISOを変えるシーンは少ないので、
オート「A」のままにすることがほとんどです。

ISOオートは3パターン登録できるようになっています。
私の場合は、上限ISOを変えて使う感じです。
f0302208_22022525.jpg
露出補正が±5段の露出補正が可能な「C」ポジションが付きました。
ダイヤルを「C」ポジションに合わせると、ボディ前面のフロントコマンドダイヤル操作で
±5段の露出補正を可能になっています。
ファインダーを覗きながらリアルタイムでの操作できるのは便利だと思います。
露出補正を±5段まで使うシーンは少ないとは思いますが、フロントダイヤルでコントロール出来るのは、
操作を早くすると思います。

背面ボタンレイアウトは、使い勝手良く配置されています。
「X-Pro2」、「X-T2」から採用された「フォーカスレバー」が「X100F」にも付きました。
これはとっても便利です。
f0302208_22022740.jpg
ボタン割り当てをカスタマイズ出来ます。

<ファインダー>
アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー
光学ファインダー(OVF)と電子ビューファインダー(EVF)の特長を組み合わせた
「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」が採用されています。
正直、O VFでのメリットをそれほど感じません。
スポーツなど動く被写体に対しては、メリットがあるのかもしれません。
エレクトロニックレンジファインダー(ERF)で、光学ファインダーの画面右下にEVFを小窓化して
同時表示する機能がありますが、ほとんど使いません。
ボディ前面のファインダー切り替えレバーの操作で、瞬時にOVFとEVFを切り替えられます。
私の場合は、EVFで撮影しています。

<フィルムシミュレーション>
富士フイルムのカメラの特徴であるフィルムシュミレーション。
X100シリーズとして初の「ACROS」モードが搭載されています。
従来のモノクロモードとは一線を画す滑ら かな階調、引き締まった黒、
美しい質感再現でのモノクロ写真表現が可能とのことで、
スナップ主体の方は、これが大きなメリットと感じるみたいです。
私の場合は、そこまではという感じですが、
出来上がる写真は、美しいと感じます。
f0302208_22012042.jpg
PROVIA/スタンダード シーンタフネス性に優れるスタンダードモード。
Velvia/ビビッド 鮮やかな原色再現で風景・ネイチャー撮影に最適。
ASTIA/ソフト やわらかさと高彩度を両立したモード。
ACROS(+Ye/R/Gフィルター) 豊かな階調を徹底的に追及した新モノクロモード。
クラシッククローム 重厚な雰囲気でドキュメンタリー調の世界観を表現。
PRO Neg.Hi ナチュラルな肌色再現が特長のモード。
PRO Neg.Std 軟調で彩度が低く、スナップでも個性を発揮。
モノクロ(+Ye/R/Gフィルター) シーンタフネス性が高いスタンダードなモノクロ。
セピア ウォーム調のセピアカラー。レトロな被写体に。


<アドバンストフィルター>
写真表現の幅を広げる「アドバンストフィルター」が他のFUJIFILMのカメラと同様に搭載されています。
コントラストを抑えて全体の階調を明るくする「ハイキー」や
レトロな雰囲気のトイカメラ風に撮影する「トイカメラ」、
特定の色域のみ色を残して全体をモノクロにする「パートカラー」など全8種類。
電子ビューファインダーや液晶モニターで、その効果を確認しながら撮影することが できます。

トイカメラ、ミニチュア、ポップカラー、ハイキー、ローキー、ダイナミックトーン、ソフトフォーカス
パートカラー(レッド/オレンジ/イエロー/グリーン/ブルー/パープル)
悲しいかなRAWデータでは保存できません。
Jpeg撮って出しとなります。


<動画>
フルHD動画撮影できます。
59.94p/50p/29.97p/25p/24p/23.98pの6パターンでの撮影ができ、
従来のものよりAF追従性能も向上しているとのことです。
そうそう使うものではないのですが、できればX-T2と同様に4Kが見たいと思ってしまいました。

<拡張性>
従来と同 様に、コンバージョンレンズが使えます。
ワイドコンバージョンレンズ「WCL-X100 II」と
テレコンバージョンレンズ「TCL-X100 II」があります。
F2固定式単焦点レンズとして使えます。
35mm換算で、28mm、35mm、50mmが使える形になります。
私の場合、「X-T1」や「X-T2」がありますので、一台に集約する意味はあまりないので、
コストを掛けてまで拡張はしないと思います。


<その他>
ドライブモード
動画撮影に加えて、1コマ撮影、秒間3コマ、4コマ、5コマ、8コマの連写、さらに、露出、ISO感度だけでなく、
ダイナミックレンジ、フィルムシミュレーション、ホワイトバランスと、合わせて5つのオートブラケティングを
選択することが可能になっています。
操作は簡単です。

バッテリーは、新 たに「NP-W126S」が採用されました。
「X-T1」や「X-T2」と共有できるのは、非常にうれしい。
私の場合、微速度撮影などするので、バッテリーを使いまわせるのは大きなメリットだと感じます。

NDフィルター機能が搭載されています。
光量が多い環境で開放側の絞りを使っての撮影や、シャッタースピードを遅くするときに有効な
NDフィルターがレンズに内蔵されています。
光量が1/8となる絞り値3段分のNDフィルターを、ファンクションボタンやメニューから
簡単にON/OFFして使うことができます。
ただ、電子シャッターもあるので、普通にスナップで使う分には出番は無いと感じます。

ワイヤレス通信
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もちろん、ワイヤレス通信もあるので、簡単にネットにアップできます。

<X7 0との違い>
大きさ。
サイズ(WHD)
X100F 126.5 × 74.8 × 52.4(mm) 469グラム
X70   112.5 × 64.4 × 44.4(mm) 340グラム
やはり、結構違うと感じます。
これが、「X70」との最も大きな違いなのかもしれません。

画角。
X70   18.5mm(35mm換算:28mm相当)
X100F 23.0mm(35mm換算:35mm相当)

レンズの明るさ
X70   F2.8
X100F F2.0
ボケが違います。画角と合わせてボケがはっきりしています。
物撮りや人物撮りで違いが出ます。

「X100F」にはファインダーとフォーカスレバーがあるが、「X70」にはない。
「X70」にはチルトスクリーン(チルト液晶)&タッチパネルがある、「X100F」にはない

「X70」も大活躍してくれた良いカメ ラです。
「X100F」は、「X70」より大きくなってしまいますが、
ファインダーを見ながら撮影できる、ボケを活かした写真が撮れると
持つ喜びを感じる、使うのが楽しいカメラです。


「X100F」は、サブ&記録用としては、
もったいないぐらい魅力的なカメラだと思います。

普通の旅行のお供にするのには、とってもイイです。
これ一台あれば十分と思えるカメラです。

35mm相当の画角、F2.0がもたらすボケ、
風景も撮れるし、スナップもポートレートも1台でまかなえる。
決して、初心者向けのカメラでもなく、万人向けのカメラではないかもしれません。
でも、持つ喜びを感じるカメラだと思います。

いままで、カメラにアクセサリーつけることは少なかったのですが、
「X100F」には、ハーフカバー、レリーズボタン、フィルターなど
いろいろ付けたくなりました。
f0302208_22023339.jpg

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Commented by jem at 2017-08-28 22:07 x
なるほど、これは楽しそうですね!(≧∇≦)
画角も好みで、使い勝手が良さそうです。

あ、ストラップも変えたのですね〜( ̄∇ ̄)
Commented by TOS1963 at 2017-08-30 06:52
楽しいカメラです。旅行に使ったので、より便利さを感じたのかもしれませんが、これ一台あればという感じでした。しばらくは((^^;;)楽しみたいと思います。
by TOS1963 | 2017-08-22 22:00 | 撮影メモ | Comments(2)

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