デジタルカメラレンズキット「FUJIFILM X-T10/XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」を購入。
<大きさ>
大きさは、(幅)118.4mm×(高さ)82.8mm×(奥行き)40.8mm
重さは、約381g(付属バッテリー、メモリーカード含む)
iPhone6sより小さい。
また、街スナップする時もかまえた形にならずに良いのではと思います。
上部には、露出補正ダイヤル、シャッタースピードダイヤル、ドライブダイヤルが、
正面、側面には、フロントコマンドダイヤル、リアコマンドダイヤルがあり、
基本は、ダイヤルで操作する形になっています。
ファンクションボタンも多くあり、割り当てを変更することも可能です。
自分の撮影スタイルにカスタマイズすることが、簡単に出来ます。
基本的に、絞り優先で撮影するので、シャッタースピードダイヤルはA(オート)に設定のまま。
露出補正が、ダイヤルで操作出来て、使いやすいです。
ただ、露出補正ダイヤルを回す時に、録画ボタンを押してしまうことがありました。
動画は滅多に使わないので、ボタンを割り当て無しの設定にしました。
もうひとつ、リアダイヤルですが、押すと拡大表示になるのですが、
フォーカスキーピングを表示出来ない時がありました。
操作方法が悪いのかもしれません。
X-T1との違いのひとつ、内蔵フラッシュが付いています。
ボディ天面中央部にフラッシュが内蔵されていて、ポップアップ式になっています。
ま、ほとんど使いませんが。
初心者用の機能で、レバーひとつでオートに切替が出来るようになっています。
コンデジのように何も考えず撮れます。
記録用に便利かなと思ったのですが、RAWを保存ファイルのベースにしているので、
Jpegのみなのは、私にとってはちょっと使えない。
<ファインダー>
電子ビューファインダーは、236万ドットの有機ELファインダー。
とっても見やすいです。
水平器が表示できるのが嬉しい。
そして、拡大表示&マニュアル
細かいピント合わせが可能です。
3.0インチ92万ドットの液晶モニターを搭載され、上下可動になってます。
<AF>
オートフォーカスは、速さに優れる位相差AFと暗いシーンに強いコントラストAFのインテリジェントハイブリッドAF。
最速0.06秒のオートフォーカスを実現しているとのこと、
使っていてAFが遅いと感じたことはありません。
普通に、風景、スナップを撮るのであれば、十分な速さだと思います。
かなり暗い部屋の中ではAFに迷うこともありましたが、
普通に撮っている分にはほとんど迷うこともありません。
8.0コマ/秒のAF追従連写が可能となっていますが、
連写時の書き込み枚数制限などから
私的には、今のところミラーレスで連写を使おうとは思わないです。
連写の操作性は、一眼レフの方が高いと思います。
人間の瞳を自動で検出する「瞳AF」が搭載されています。
<画質>
FUJIFILMの大きな特徴が色です。
「フィルムシミュレーション」は、フィルムを選ぶ感覚で豊かな色再現性と階調表現を楽しめるモードです。
高い解像度の写真が撮れます。
ワンランク大きいセンサーサイズに匹敵する高解像力を実現とのこと。
絞り込んだ時の回折現象を解消する「点像復元処理」が搭載されています。
私は基本、ONにしています。
質感がしっかり描写されます。
拡張感度ISO51200まで設定されています。
ASP-CサイズのセンサーとでISO6400でも許容範囲です。
星撮りもOKです。
メカニカルシャッターは、1/4000秒までですが、
電子シャッターが使えるため、明るいシーンでも開放で使えます。
ボケ好きの私には大きい。
ただ、電子シャッターだと動き物の場合、画像の流れ、歪みが出るみたいです。
撮り鉄ではないので、ほとんど影響なし。
<機能>
「パノラマ」
ガイドに従ってカメラを縦や横に振るだけで、最大180°、大迫力のパノラマ撮影が行えます。
パノラマサイズは180°と120°の2種から選択可能で、撮影後はカメラが自動でパノラマ写真へと合成します。
「多重露出」
1コマに2回のシャッターを切り、写真を重ねる多重露出撮影が出来ます。
フィルムシミュレーションの効果も適用されます。
これも、RAWデータではなく、Jpegのみ。
「アドバンストフィルター」
8種類のフィルターを搭載されています。
レトロな雰囲気の「トイカメラ」、ミニチュア模型のような効果の「ミニチュア」、コントラストと彩度が強調される「ポップカラー」など。
私が面白いと思って使うのは、「ミニチュア」と「ダイナミックトーン」
露出だけではなく、ISO感度、ダイナミックレンジ、フィルムシミュレーション、ホワイトバランスの5つのオートブラケティング撮影が可能です。
「インターバル撮影」
インターバル撮影撮影間隔・回数・開始時刻を設定可能。
1秒~24時間、1枚~999枚の範囲で設定できます。
無料の専用アプリ「FUJIFILM Camera Remote」で
すぐにスマートフォンやタブレット端末へ画像を送信できます。
Wi-Fiは、今では当たり前の機能となってますね。
「カメラ内現像」
撮影したRAWデータをカメラ内で現像する機能を搭載。
パソコンを使わずに、移動中でもRAW現像が可能です。
露出補正やホワイトバランス、画質調整など、カメラの設定値を使って簡単に現像できるほか、
フィルムシミュレーションモードでの現像も可能です
<現像>
FUJIFILM Xシリーズ専用RAW現像ソフトがあります。
多機能と使いやすさで定評のあるSILKYPIのFUJIFILM Xシリーズ専用バージョンです。
もちろん、LIHGTROOMでもRAW現像出来て、しかも、フィルムシュミレーションも可能です。
私の場合、風景を撮りに行く場合は、
X-T10は、サブ機として使うので、このコンパクトサイズがピッタリです。
X-T1との大きな違いは、防塵防滴でないことが大きいことかも知れません。
私的には、価格差の大きさ、大きさを考えての選択となりました。
撮り始めて、解像感の高さ、高感度の強さで、とっても満足しています。
街スナップや小景撮りがとっても楽しいです。