使い始めて一カ月が過ぎました。
レビューをしてみたいと思います。
<外観>
カメラの大きさは、(幅)118.7mm×(高さ)71.6mm×(奥行き)60.3mm
重さは、約423g。
LUMIX GM1、iPhoneよりもかなり大きいです。
スナップなり、写真を撮る目的で持ち出すカメラだと思います。
マニュアルで露出補正だったり、コントロールリングを使った操作が、
カメラを使う楽しみを与えてくれます。
カメラ小僧の持つ喜びを満たしてくれます。
そして、236万ドット、高精細有機EL電子ビューファインダー。
日中の明るい中でも、撮れるのは大きい。
<画像>
画質は、繊細な描写を感じます。
機構と特長はそのままに、2/3型で設計されたX-Trans CMOS IIセンサーが
搭載されています。
1200万画素ですが、ちょっと昔のカメラより格段に良い画質になっていると感じます。
ついつい等倍で見てしまうと、マイクロフォーサイズより劣ってしまうのを感じてしまいますが。。。
ローパレスなのも解像を高めているのかもしれません。
レンズは、F2.0~F2.8の明るさを持つ、フジノン光学4倍マニュアルズームレンズ。
フレア等にも、それなりに対応出来ている感じがします。
ISO1600までは、大丈夫だと感じます。
Autoで設定していれば、簡単に制御できます。
基本はこのカメラの機能を活かすのはJpegのようです。
FUJIFILMの最大の特徴であるフィルムシミュレーション。
特にクラシッククロームは、空気感を伝えてくれるように感じさせます。
料理を撮ったりするのにも使えますね。
トイカメラ:レトロな雰囲気のあるトイカメラ風に撮影します。
ミニチュア:ジオラマ風に上下をぼかします。
ポップカラー:コントラストと彩度を強調します。
ハイキー:全体の階調表現を明るくし、コントラストを抑えます。
ローキー:露出を抑えて画面全体を暗めにしながら、ハイライト部分を強調します。
ダイナミックトーン:ダイナミックな階調表現で、幻想的な効果を加えます。
ソフトフォーカス:全体にぼかしを加え、やわらかな雰囲気を与えます。
パートカラー:指定した色域だけを残し、残りをモノクロにします。
私のお気に入りは、ミニチュアとダイナミックトーン
ミニチュアで。
<現像>
撮影したファイルは、PCに簡単に通信で転送出来ます。
もちろん、Wi-Fiを使って外出先で、
スマホに画像を転送出来ます。
RAWファイルの現像は、SILKYP IX®のFUJIFILM X30専用バージョンで出来ます。
FUJIFILMの特徴を活かすのにはカメラ内現像がイイみたいです。
RAW保存するとフィルムシミュレーションブランケットは使えません。
Jepg前提になっているので、いろいろ制限があるようです。
<機能>
他にも機能はおてんこ盛り。
多重露出撮影。
そして、インターバルタイマー撮影。
私はあまり使いませんが、マニュアルフォーカスの機能も充実してます。
液晶モニターでマニュアルフォーカスをアシストする、フォーカスピーキング機能もあります。
機能盛りだくさんのコンデジです。
遊び心を刺激する最強のコンデジだと思います。